【もう色で迷わない!】配色パターンサイトおすすめ4選
資料作成のとき、配色の組み合わせが決まらずに作業時間が伸びてしまったり、イライラしたことはないだろうか?パワポに入っているのは色は美しくないし、オリジナリティが出ないから使いたくないという人もいるだろう。
学生のときもさることながら、社会人になると必ず必要になってくるのが資料作成スキルである。伝えたいことを明確にする論理的構築力もさることながら、ビジュアル面での資料作成、つまりデザインスキルも高いレベルで要求される。
もちろん、資料フォーマットが完璧に統一されてある場合は問題ないが、ほとんどの場合デザインは個々の力量に委ねられる場合が多いのではないだろうか。私も、当初はデザインや配色パターンが気に入らず、何度もやり直し、時間を無駄にしてしまったことなど、資料デザインで息詰まる時が多々あった。
Powerpointやkeynote、Prezziなどの資料作成ツールは数多くあるが、資料デザインにおいて本質的に重要なことは、『配色・空間・フォント』の3つを意識すれば、見違えるような資料を作ることができる。
今回は『配色』にテーマを絞り、最小限の時間で美しい資料を作れるよう、配色パターンサイトをいくつか紹介したいと思う。筆者はお気に入りの色パターンを見つけては、メモをしておくようになったのでもう色で迷うことはなくなった。
1. Color Lovers|ユーザー登録型配色パターン
概要:
ユーザーが登録した配色パターンを見ることができるサイト。かなりの数の配色パターンがあり、どれにすればよいかかなり迷ってしまうほどだ。どれか一色、探したい色を決めて、後は気分で選んでしまってもセンスのある配色で資料を作れる。
ユーザーニーズ :
他の人たちはどんな配色を使っているのか気になる人。オリジナリティ溢れる色を使って、資料作成をしてみたい方。
2. Material Palette|マテリアルデザイン特化型配色パターン
概要:
Googleが提唱する「マテリアルデザイン」で使える配色パターン。アンドロイドアプリで見られる配色の多くがこのデザインガイドラインに沿ったものとなっている。自分が使いたい色を一色とそれに合わせたい色を選べば、自動的にカラーパレットを作成してくれる。
ユーザーニーズ :
シンプルに色を決めたい方。マテリアルデザインに惚れ込んでいる。フラットデザインにちょっとしたエッセンスが欲しい。
3. Coolors|直感型配色パターンサイト
概要:
美しいUIで配色パターンを次々に表示してくれるサイト。1番目に紹介したサイトは自分で色を選ぶ必要があったが、このサイトはスペースキーを押すごとに、どんどん新しい配色パターンを紹介してくれる。ちなみにあまりに直感的に選びすぎて、お気に入りの配色パターンを通り過ぎることもしばしば。
ユーザーニーズ :
もう色を選ぶのとかも面倒くさいからボタン押したら配色してくれ!という方。美しいUIで選びたいという方。
4. Color Palettes|抽出型配色パターンサイト
概要:
写真で使われている色を抽出し、配色パターンを表示してくれるサイト。個人的に配色パターンサイトの中でも好きなうちの一つ。
ユーザーニーズ
美しい写真から色を抽出し、その色を使いたいという芸術肌の人。
最後に
自分の中である程度、配色パターンが決まってくると資料で伝えたいメッセージ、資料のブランドイメージに合わせて、配色パターンから自由自在に色を選び超高速で資料作成ができるようになる。また、お気に入りの色が見つかった場合はカラーコードやRGBの値を一覧でメモしておけば、今まで以上にデザイン性の高い資料を作ることができるだろう。
今回は「配色・空間・フォント」のの中から、配色について紹介させて頂いた。次はフォントについて書いていきたいと思う。